ポンティアナックの文化
こんにちは!
APEX海外インターンの大野です。今回は炭のガス化技術に関するセミナーの参加のため、西カリマンタンのポンティアナックへ行く機会がありました。
西カリマンタンの無電化地域に炭のガス化技術を利用した発電装置を導入するAPEXのプロジェクトで、現地の炭技術を扱うディアン・タマ財団との共同で開発やセミナーなどが行われています。
今回のセミナーに関する内容は塩原さんが報告予定のため、今回はポンティアナックの文化や見どころについてご紹介したいと思います。
セミナーが終わった次の日にディアン・タマ財団にご挨拶に行き、ちょうど昼から自由時間ができました。ディアン・タマのオフィスに住んでいるという市内の大学生のボビ君が、市内を案内してくれるとのことで、お言葉に甘えて文化施設などを見にいくことにしました。
赤道記念碑
一つ目に訪れたのは赤道記念碑です。ポンティアナックは赤道上にあり、太陽がちょうど真上に来る時は直立していると影が自分の真下に来るので見えなくなるそうです。また、それにちなんだお祭りもあるとか。
赤道記念碑
記念碑の近く、川沿いの船の上のレストラン(屋台)があったのでそちらで昼食を済ませ、クラトン(王宮)へ
彼にポンティアナックの地方の言葉はどんな感じですか?と聞いたところ、マレーシアと非常に近いのでマレー語とほぼ一緒なんだそうです。マレーシア語とインドネシア語は少し似てますが、同じ単語でも意味が違ったり、a (アー:インドネシア語読み) の発音がa (ウー: マレーシア語読み) になったりと、少しややこしいです。
クラトン(王宮)
クラトンもマレーシアの文化がかなり入ってきて、石でできている白が基調なジョグジャカルタのクラトンと比べて木と石造りの黄色が基調な派手な感じが珍しく思えました。
クラトン内部
カトリック教会
もともとのルーツが中華の方も多く、こちらではキリスト教の割合が高めです。そのため中華料理や豚料理といったものも人気です。
サントヨセフ教会
バティック
最後に、西カリマンタンのバティックです。バティックの柄は地方によって異なり、特徴があります。ジョグジャの茶色のバティックと比べてポンティアナックのものはかなりカラフルだと思います。柄も綺麗なものが多いです。